使い方で選ぶ

スマホ用? パソコン用? 使い方から選ぶ半固体モバイルバッテリー

スマホの足りない分を充電したい、ケーブルなしで充電したい、外でパソコンを使いたい。3つの使い方に分けて、必要な容量や重さ、対応する機器の調べ方を説明します。

本文へ移動

半固体モバイルバッテリーには、安全のための工夫や、長く使うための工夫があります。でも、容量が大きい一台を買えば、どんな使い方にも合うわけではありません。

ここでは「スマホ用」「ケーブルを挿さない充電」「パソコン用」の3つに分けて、選ぶところを説明します。

先に言葉を二つだけ覚えておきましょう。「容量」はためられる電気の量、「出力」は充電するときに送れる電力です。

スマホ用なら、外にいる時間と重さで選ぶ

短い外出で足りない分を充電するなら、5000mAhの製品から比べられます。一日中出かけるなら、10000mAhも候補になります。mAhは、ためられる電気の量を表す単位です。

使い方容量の候補選ぶときに見ること
短い外出でスマホを少し充電する5000mAh毎日持てる軽さか
一日出かける間に充電する10000mAh重さと、電気の残りの見やすさ
旅行先で家族や複数の機器に使う20000mAh重さと、差し込み口の数

この表で、スマホを満タンにできる回数が決まるわけではありません。スマホの電池の大きさや、充電中に使うかどうかでも変わります。

オウルテックのOEC-LPB5024は、5000mAh・約110gです。ケーブルを別に持つ人の候補です。エレコムのEC-C58MNは、同じ5000mAhで、USB-Cケーブルが本体に付いています。

一日出かける人には、10000mAhのエレコムEC-C59MNオウルテックOEC-LPB10024も候補です。ケーブルを忘れにくいことと、荷物の軽さのどちらを優先するか考えてみてください。

ケーブルなしで充電したいなら、スマホが対応しているかを見る

スマホを置いたり、背中にくっつけたりして充電することを「ワイヤレス充電」といいます。スマホにケーブルを挿す手間を減らせます。

ただし、どのスマホでも使えるわけではありません。スマホの機種とケースが対応しているか、購入前に確認してください。位置がずれたり、ケースが厚すぎたりすると、うまく充電できない場合があります。

製品説明にある「Qi2」「Qi2.2」は、ワイヤレス充電の共通ルールの名前です。同じ名前が書いてあっても、使う機器の組み合わせで速さが変わることがあります。

シーアイオーのSMARTCOBY Ex04 Wireless2.2 CABLE SS5Kは、5000mAhで、取り外せるUSB-Cケーブルも付いています。SMARTCOBY SLIM II Wireless2.2 SS5Kは、同じ5000mAhで約11.6mmの薄さが特徴です。

この2製品は、ケーブルでは通常20W、対応する機器へ電気を細かく調整するPPSという仕組みでは最大22Wです。ワイヤレスでは最大25Wと説明されています。Wは送れる電力の単位で、読み方は「ワット」です。ケーブルありとなしの数字は、分けて見てください。

今のケーブル充電で困っていないなら、ワイヤレス機能を増やす必要はありません。

パソコン用なら、充電できる組み合わせかを先に確かめる

パソコンは、スマホより大きな電力が必要な場合があります。ためられる電気の量が多くても、送れる電力が足りなければ充電できません。

パソコンの説明書で、必要な充電器とケーブルの条件を調べましょう。「USB PD」は、対応する機器へ必要な電力を送るための仕組みです。バッテリー側も、そのパソコンが必要とする条件に合っている必要があります。

このサイトでは、45W以上の製品をパソコン用の候補として表示します。ただし、45W以上ならすべてのパソコンを充電できる、という意味ではありません。迷ったら、使うパソコンの機種名をメーカーへ伝えて確認してください。

製品容量送れる電力の上限重さ
シーアイオー SMARTCOBY TRIO 67W SS20000mAh67W約355g
モッテル MOT-MBSS2000120000mAh65W約420g
エレコム EC-C62MN20000mAh67W約405g

数値はメーカーが示すものです。実際に送れる電力は、つなぐ機器やケーブル、同時に何台充電するかでも変わります。

旅行や家で使うなら、置く場所と使いやすさも考える

旅行先で家族と使うなら、差し込み口の数や、だれでも迷わず使えるかも見てください。飛行機に持ち込む場合は、利用する航空会社の最新の案内を確認します。容量の数字だけで持ち込めるかは決められません。

家に置く場合でも、日差しが強い場所や暑くなる場所は避けましょう。半固体でも、熱い場所に置いてよいわけではありません。

今の使い方に必要な一台を選ぼう

毎日のスマホ用なら軽さ、ケーブルを減らしたいなら本体に付いたケーブルやワイヤレス充電、パソコン用なら必要な電力。使う場面で、先に見るところが変わります。

今のバッテリーで足りていて、本体にも異常がなければ、買い替えを急がなくて大丈夫です。ふくらみや異常な熱さがあるときは、使用をやめてメーカーへ相談してください。

使い方が決まったら、製品を比べるページで条件を選んでみましょう。気になる3製品を並べて、重さや容量を比べられます。

参考にしたメーカー・公的機関の情報

製品を見てみよう

容量や重さを、製品ごとに比べよう。

すべての製品
オウルテック OEC-LPB5024の写真

オウルテック

OEC-LPB5024

容量
5000mAh
最大出力
20W
重さ
110g

残っている電気の量が数字でわかります。5000mAh・約110gで、軽さを重視する人の候補です。

比較一覧で見る
エレコム EC-C58MNの写真

エレコム

EC-C58MN

容量
5000mAh
最大出力
20W
重さ
120g

USB-Cケーブルが本体に付いています。別に持ち歩くケーブルを減らしたい人の候補です。

比較一覧で見る
CIO CIO-MB20W2C-SS5K-EX04の写真

CIO

SMARTCOBY Ex04 Wireless2.2 CABLE SS5K

CIO-MB20W2C-SS5K-EX04

容量
5000mAh
最大出力
22W
重さ
151g

送れる電力の条件:ケーブルでは通常20W。電気を細かく調整するPPS対応機器では最大22W

取り外せるUSB-Cケーブルが付いています。スマホをくっつける充電にも対応しています。

比較一覧で見る